京二郎のおそうじ講座

京二郎のおそうじ講座

洗剤や水の使い方など、プロならではのおそうじのノウハウを教えちゃいます!これでお掃除のコストや時間が変わるハズ!!

プロのハウスクリーニングは必要ですか?


エアコン編
[クリーニングの必要性]
エアコンの内部は、温度・湿度が高く、ホコリや汚れが溜まりやすい構造です。
このような状況は、カビが非常に好む環境で、カビにとっては絶好の住みかになっています。
エアコンから嫌な臭いがする!エアコンが効きが悪くなった!電気代が高くなった!
などのお声をお客様からよくお聞きすることがありますが、原因はエアコン内部が汚れていたり、カビが大量に繁殖しているからです。
その中でも一番注意が必要なのは「カビ」です。春から秋にかけて大繁殖します。
状況によっては異なりますが、カビの胞子一つにつき、24時間で約1万倍も繁殖する場合があります。このようなカビを放置していると大繁殖を繰り返し、エアコン
内部に住み付きます。そして、エアコンから吹き出る風と共に部屋中にカビが撒きちらされる環境になります。カビはアレルゲンと呼ばれ、空気と一緒にカビを吸い体内に入り込むと、アレルギーを引き起こす原因となるとても危険な生き物です。
特に抵抗力の低いお子様や高齢者の方は注意が必要です。健康を害される前にエアコン内部を清潔に保たなければなりません。

※アレルギーを引き起こす原因となるものをアレルゲンと呼び、厚生省の発表によると3人に1人がアレルギー患者と言われております。

[対策]
対策は、@二週間に一度フィルターのお掃除をすること、A保護フィルターを付けることです。しかし、小まめにフィルターをお掃除していても、エアコン内部にはホコリや汚れ、カビが発生してしまいます。エアコン内部はそのような構造になっているからです。頻繁にエアコンを使用されるご家庭の場合、一年に一回は内部の徹底クリーニングが必要になります。
プロのおそうじであれば、クリーニングの必要性を十分に考慮して最善のクリーニングを実施します。最初にエアコン本体の汚れやホコリを取り除きます。そして、エアコン内部に潜んでいる汚れやカビを専用洗剤で除去します。その後、カビの再発を抑制する「防カビ剤」をエアコン内部に拭きつけます。
クリーニング終了後は、小まめにおそうじすることでカビから家族を守れるだけではなく、キレイな空気で心地よく快適にすごせるしていただくことができます。また、クリーニングによって汚れを除去することにより、内部の熱交換量が正常に戻り電気消費量が抑えられ、電気代の節約にもなります。

[メンテナンス・ワンポイントアドバイス]
プロのお掃除をした場合・・・
住宅環境や状況によっても異なりますが、二週間に一度はフィルターのお掃除をしてください。

プロのお掃除をしていない場合・・・
エアコン内部に潜んでいる汚れやカビを徹底的に取り除く必要があります。市販のエアコン洗浄剤では、内部の汚れやカビを完全に除去できません。一度プロのクリ
ーニングをした後、二週間に一度のフィルターのお掃除をしてください。


換気扇編
[クリーニングの必要性]
換気扇の内部は、見た目ではわかり難いですが、油汚れでいっぱいです。換気扇プロペラタイプの場合は、特に内部と外部の開閉部分、レンジフードタイプの場
合は特にファンやファン周辺の部分に油が溜まります。
このような箇所に汚れが溜まってしまうと、換気効率が悪化し本来の機能を満たさなくなります。お部屋の中に臭いがこもる!こもった臭いがとれない!お部屋に油
汚れの臭いがする!などのお声をお客様からよく聞きますが、その原因は、換気扇の内部が汚れており、換気扇が本来の機能を満たしていないからです。そして、カーテンやソファー、衣類などに嫌な臭いが移ってしまいます。更に、このような環境でエアコンを使用した場合、換気できない空気をエアコンが吸うため、エアコン内部
の内部が汚れが酷くなります。

[対策]
対策は、@換気扇フィルターを使用し定期的にフィルターを交換する、A小まめに内部をお掃除することです。
しかし、定期的にこのような対策を講じても、内部が汚れていれば効果が得られません。一度、プロのお掃除をした後、@・Aの対策を講じることをお勧めします。
プロのお掃除であれば、最初に換気扇本体の汚れやホコリを除去します。そして、換気扇を分解し、各部品や内部らある頑固な油汚れを専用洗剤で徹底的に除去します。
クリーニング終了後は、小まめにお掃除することで、キレイな住空間を保つ事ができ心地良く快適に生活することができます。

[メンテナンス・ワンポイントアドバイス]
プロのお掃除をした場合・・・
換気扇フィルターを使用して、油汚れが内部に侵入するのを防ぐことをお勧めします。そして、小まめに掃除をしてください。

プロのお掃除をしていない場合・・・
換気扇内部にある汚れを徹底的に取り除く必要があります。専用の工具をお持ちで器用な方でしたら分解作業もできると思います。可能な方は、一度徹底的にお掃除
を行い、プロのお掃除をした場合と同じメンテナンスをしてください。分解が難しい方は、一度プロのクリーニングをした後、上記メンテナンスをしてください。

床編 〜フローリング・カーペット〜 [クリーニングの必要性]
床は、目に見える汚れや目に見えにくい細菌類、ダニやダニの死骸、害虫の卵でいっぱいです。掃除機でお掃除することで目に見えるある程度の汚れや細菌類な
どは除去できますが、水や洗剤、業務用掃除機を使わなければ除去できないものが沢山あります。その中でも一番注意が必要なのは「ダニ」です。春から秋にかけ
て日本全国に生息しており、温度や湿度の高い場所を好み、繁殖しながら生息しています。
ダニはアレルゲンの一つと言われ、生きているダニよりもダニの死骸が危険です。空気と一緒にダニの死骸を吸い身体に入り込むとアレルギーを引き起こす原因となるとて
も危険な生き物なのです。特に、抵抗力の低いお子様、高齢の方は注意が必要です。健康を害される前に、床をキチンと清潔に保たなければなりません。

[対策]
〜フローリングの場合〜
対策は、@小まめに掃除機掛けをすること A堅く絞ったウエスで定期的に「水拭き」をすることです。しかし、フローリングの材質は「木」です。木は水や洗剤を非常に嫌います。そのため、フローリングにワックスを塗布していない状態で、水や洗剤を使ったお掃除を繰返すと、床材の劣化や変色の原因になります。
このような対策の前に、床材の保護となるワックスをフローリングに塗布します。ワックスを塗布することで、日常のお掃除やお手入れが軽減されます。そして、水や傷を保護する役目も果たしてくれます。
プロのお掃除は、まずは床に付着している汚れを床用洗剤で完全に除去します。
その後、床の保護剤であるワックスを2回塗布します。
ダニから家族を守るだけではなく、床を末永くキレイに保つことができます。

[メンテナンス・ワンポイントアドバイス]
プロのお掃除をした場合・・・
掃除機である程度の汚れを除去した後、硬く絞ったウエスで水拭きをします。一週間に一度のペースで行うと良いです。
プロのお掃除をしていない場合・・・
床用専用洗剤を使用し徹底的にキレイにしてください。その後、床材に適合したワックスを塗布します。
※床材質によっては、洗剤が使えない材質・ワックスを塗布できない材質があります。
住宅メーカーなどに問合せ・確認後におそうじをしてください。
[対策]
〜カーペットの場合〜
対策は、@小まめに掃除機掛けをすること A掃除機の中のフィルターや紙パックは定期的に交換し清潔に保つこと。しかし、家庭用の掃除機では吸引力が弱く、カーペット内部の汚れや細菌類を全て除去することは非常に困難です。
そこで対策を講じる前に、プロのカーペットクリーニングをお勧めいたします。
まずは、業務用の掃除機でカーペット内部に入り込んでいる汚れや細菌類を除去しカーペットの素材に応じた業務用洗剤と専用機材を使用して除去します。
ダニから家族を守るだけではなく、キレイなカーペットで快適にお過ごしできます。
[メンテナンス・ワンポイントアドバイス]
プロのお掃除をした場合・・・
状況にもよりますが、一週間に一度は掃除機を掛けてくだい。すばやく掃除機をあてるのではなく、一箇所に20秒程度の時間をかけてじっくりと吸引してください。
プロのお掃除をしていない場合・・・
カーペット内部に潜んでいる汚れや細菌類を徹底的に取り除く必要があります。家庭用掃除機であれば一箇所20秒くらいの吸引を2〜3度繰り返してください。
このような掃除を週に何度か繰り返したあと、プロにおそうじを頼むと良いでしょう。

浴室編
[クリーニングの必要性]
浴室は、体をキレイに洗い、疲れを癒す空間です。浴室は他の空間と比べ温度・湿度が非常に高く、更に石鹸カスや身体から出る汚れがあるため、カビの繁殖に適した
環境です。数日お掃除しないだけで赤カビが発生した!お風呂用品にカビが付いている!などのお声をお客様からよくお聞きします。原因はカビが大繁殖しているから
です。カビが繁殖する原因は、@換気が不十分A石鹸カスなどのカビの栄養源があるからです。その中でも一番注意が必要なのは「浴室の換気扇」です。
浴室の換気を十分にし、浴室内を清潔に保たれていれば、カビの発生を減少することができます。しかし、換気扇内部が汚れていると換気効率が低下しカビの繁殖を
防ぐことが難しくなります。放置していると大繁殖を繰り返し、お風呂用品やタイル目地など浴室のあらゆる場所に住み付きます。
[対策]
対策は、@換気扇をキレイにお掃除するA浴室内をキレイに保ち換気を良くすること。
プロのおそうじは、最初に換気扇内部をクリーニング、次に浴室内の汚れやホコリ、カビを除去します。浴槽下部なども分解し徹底したクリーニングを実施します。
クリーニング後は、小まめにお掃除することで、カビから家族を守れるだけではなくキレイなお風呂でバスタイムを楽しく快適にお過ごしいただけます。

プロのお掃除をした場合・・・
カビの発生源を作らないように、小まめにお掃除をする。使用後は室内を冷水シャワーで流し温度・湿度を下げることも大事です。

プロのお掃除をしていない場合・・・
換気扇内部や浴室下部などの汚れやカビを徹底的に除去する必要があります。
一度、徹底的にプロにおそうじしてもらい、その後は日々小まめな簡単なお掃除ですませることができます。

おそうじ道具


1.雑巾は縫わずに古いタオルのまま
ハウスクリーニングの基本は水拭きに乾拭きなのです。
でも、一般的に使われている「雑巾」は使用しないのでございます。
「使い古しのタオルをそのまま使う」というのが最もよい道具なのです。
水が絞りやすく、洗剤や水となじみやすいのです。
そして汚れの落ちが悪くなれば捨ててしまい「使い古しのタオル」に
取り替えていくという再利用を繰返していきましょう。

2.洗車ブラシは便利
ショッピングセンターへ行くと掃除用のブラシの種類に驚きます。
でも、どれもこれも一長一短ありメーカーの誘導にのって買ってしまっている
のではないでしょうか。
「歯ブラシ」「洗車ブラシ」が最も便利で用途関係なく使用できるブラシです。
「歯ブラシ」はタイル目地、蛇口、排水口など手が届き難い場所に適しています。
「洗車ブラシ」は広い面積を一気に掃除できること、元々クルマのボディを洗う
ブラシですから金属類などの表面をキズつけません。力も込め易いのもメリット
と言えます。
泥汚れ、ホコリ、浴室、網戸、窓など掃除に大活躍する道具でございます。
3.スポンジ
雑巾とブラシの中間的な役割を果たすのが、「スポンジ」でございます。
「スポンジ」は高い摩擦力と給水力と絞りやすさから含む水分量が調整可能で
ブラシのかき落とす役割と雑巾の汚れを拭き取る役割のどちらも使える万能
選手でございます。
お薦めは、片面が普通のスポンジ、背面はスコッチブライトがついたもの。
特に水回りの掃除には安くてこんなに便利の道具はございません。

プロが使う洗剤は4種類


ホームセンターなどでは、台所用、浴室用、トイレ用、家具用、住居用など各種洗剤に目移りするぐらいメーカーと種類が多く用意されています。しかし、完璧な掃除のために各種洗剤が必要かと申しますと、そんなことはありません。 家まるごと掃除するのには、たった4種類あれば可能です。

4種類の洗剤
ちょっと難しいことを申しますが、そもそも洗剤は洗剤自体の「濃さ」を表すph(ぺーハー)の違いがポイントです。 洗剤の液体内のphが濃いければ「酸性」、薄ければ「アルカリ性」の性質を持ち、どの汚れでにはどれくらいのph洗剤が適しているのかで用途が決まります。

■塩素系洗剤(漂白剤)
phの濃いタイプが塩素系洗剤です。カビや水アカなどの汚れは、高濃度のphで分解することができるのです。

■アルカリ性洗剤
塩素系よりもややphが薄まったのがアルカリ性洗剤です。油汚れやこびりついた汚れに抜群の効果を発揮します。よく市販されている弱アルカリ性洗剤はさらに薄められたものでございます。我々プロも最大0〜500倍までの調整で汚れ度合いによって使い分けしているのです。

■中性洗剤
phが大分薄まり、酸性とアルカリ性の中間となるくらいのph濃度です。キッチン、浴室、窓ガラスなど多くの部分で使用します。一番の特性は素材を傷めることがないマイルドさであります。

■クレンザー
弱アルカリ性の性質ですが、研磨剤が含まれているため、汚れをこすり落とすのに最適な洗剤といえます。使いやすさからクリームクレンザーがおすすめです。

用途によってphの濃さを選択
どの場所にどの洗剤が適しているのかは、ph濃度によって決められます。
油汚れが多いキッチンであれば、強いアルカリ洗剤か中性洗剤。浴槽にもアルカリ系の洗剤が効果があります。カビを落とすには塩素系洗剤が最適ですが、他の場所に使用すると強すぎて素材を傷める恐れがあります。

洗剤が汚れを落とすメカニズム


汚れを落とすにはタップリと洗剤をつけてこすればよいと考えがちでございます。洗剤の量や濃さだけでは汚れの落ちやすさに差はございません。逆にすすぎに使用する水の量や洗剤を拭き取る手間が増えてしまうなどのデメリットの方が
多いと思います。では、洗剤が汚れを落とすメカニズムとは?「界面活性剤」という汚れを落とす成分の働きによるものです。洗剤に含まれる界面活性剤は「水になじみやすい」「油になじみやすい」どちらかの成分で構成されております。汚れを落とすということは、洗剤を使用して汚れを浮き上がらせることで汚れを落とすということになるのです。よって、ポイントは汚れの種類によって洗剤を使い分け洗剤の量は全体にいきわたるだけでよいということです。

洗浄力は4つの要素
洗剤が汚れを落とす力は「4つの要素」で決めれます。
・物理力 ⇒汚れを摩擦などの物理力で取り除く効果
・洗剤濃度 ⇒洗剤の濃さにより汚れを溶かす効果
・時間 ⇒洗剤が汚れと接する時間
・温度 ⇒洗剤&汚れの温度、高いほど落ちやすい
物理力は、汚れ自体を削り取ってしまうという力です。でも、汚れがついている 部分に傷をつけてしまうので、洗剤の力をかりて汚れのみを取り除くという力です。洗剤濃度も濃い方が汚れ落としに効果はありますが、汚れに適した濃度でないと意味がありません。逆に洗剤で家具備品や什器などを傷めてしまう恐れがあります。
残る要素の「時間」「温度」は洗剤の塗り時間をかけて汚れを浮き上がるまで待つことで効果はアップします。そして、温度はお湯で汚れを溶かすことで、洗剤の洗浄力をアップさせることができるのです。 時間と温度を活用する「浸け置き洗い」というテクニックをプロはよく使います。ガスレンジの五徳、バーナーリング、グリルなどの焦げつきのハードなものは洗剤をつけてこすって落とすという作業では簡単に落ちないものです。取り外せるものは分解し、50度以上のお湯に洗剤を混ぜて漬け込んでしまうと洗浄力も高い効果が発揮いたします。また、取り外しできないものはティッシュペーパーや雑巾などに洗剤を染み込ませる「貼付け」という方法も効果的です。 目安時間としては各々60分程度でその後はこすり洗いをしてください。


水を活用する裏わざ


■洗剤を使う前に「水打ち」が効果あり
汚れを落とすメカニズムでお話しましたが、界面活性剤が「水と油」をなじませ汚れを浮き上がらせるという効果。洗剤の効果を最大限に発揮させるのに「水」を使い汚れとなじませるということが必要なのです。
プロは必ずといって汚れている部分へ「水打ち」をいたします。これは洗剤を直接使用してこするより水で湿らせることの方が高い洗浄力を発揮するからです。
キッチンや浴室、窓ガラスなど直接水をかけても問題ないところは全体的に濡らしてからの掃除が効果的です。また、水をまけない場所であってもスポンジで濡らし掃除をしてみてください。きっと掃除が楽になると思います。

■仕上げの「水拭き」でキレイ効果あり
本来のプロのハウスクリーニングとは洗剤で洗浄しもう二度手間をかけて仕上げをしております。
洗剤を使用した雑巾ではなく、「水拭き専用雑巾」で仕上げをすることで、拭き取れなかった洗剤も完全に落ち、掃除した部分に輝きが出てきます。さらにプロは乾いた雑巾で「から拭き」という手間をかけて作業が終了いたします。
プロがそうじした部分に輝きやキレイに差がでるのはこの手間をかけることから見た目も変わってしまうのです。 これにより長く輝きを保つこともできるのです。

家の掃除についての悩み解決


汚れたら「掃除」と思っても時間がない、掃除法がわからないという悩みをもっておられる方は多いでしょう。
リビングもキッチン、浴室、トイレ、フローリングなどはそれぞれ掃除方法は異なります。専業主婦で毎日掃除ができる方であっても「そもそも掃除はめんどくさい」家事の中でも最も嫌われるのが掃除でございます。
洗濯物をクリーニング店に持っていく、食事をレストランやデリバリーで済ませるように、部屋掃除にハウスクリーニングを利用することは、もう常識になりつつあります。

ハウスクリーニング活用


時間とキレイさを「買う」価値アリです! 「掃除のプロ」に頼めば、2〜3時間程度(場所にもよりますが)で完璧な「仕事」をこなしてくれます。依頼者はその間にのんびりとしているだけでOK、外出していても大丈夫です。何よりも、自分ではとてもこなせない時間効率で、汚れをきっちりと落としてくれるのです。
掃除にかかる時間と時間をかけた結果の仕上がり具合。この点ではやはりプロの業者が圧倒的です。特に仕事を持っているなら、貴重な休日を掃除で潰されず自由に使う、あるいは仕事中の平日に掃除して貰うなど、キレイさとともに「時間」も買っているのです。
掃除は主婦の仕事、お金を払って他人に頼むなんてとんでもないと言われる時代ではありません。働く女性の「賢いライフスタイル」なのです。

プロが教える!キッチン・水周りの掃除テクニック 


「使用後すぐのおそうじ」をすれば汚れはひどくなりません。
でも、ほぼ100%に近いご家庭ではそれは無理と申しましょう!
やはり汚れの防止より、ベトつきや焦げつきなど、汚れがハードになってしまって
からの掃除のテクニックが知りたいはずでございます。

汚れが焦げついた場合
汚れが焦げついた場合は、五徳、受け皿、バーナーリング、排気口部、グリル皿、網などは分解してシンクで丸洗いをします。
たとえば、頑固な焦げつきなどの洗剤はクリームクレンザーがおすすめでございます。スコッチブライトなどでしっかりと時間をかけてこすり落とせば汚れも落ちやすくなります。 但し、キズをつけないためにおそうじ箇所によってこする道具は変えて下さい。 一旦キズがつきますと油汚れなどが入り込んで洗っても落とすことができなる場合がございます。

もっとハードに焦げついた場合
焦げついたままのレンジを使用で、クレンザーでこすっても落ちない汚れとなった場合は長時間の「浸け置き洗い」をして下さい。
バケツやプラスチックケースあるいはシンクにお湯(60度前後)を張り、その中にアルカリ性洗剤を入れます。洗剤濃度は10倍程度に希釈して約1時間程度浸けて置いてください。
その後は、キズをつかないブラシやたわしでこすり洗いをしていきます。浸け置きする前に取れる汚れはプラスチック製のへらでそぎ落としますと効果が高まります。ただ何度も何度もこれを繰返して根気強く汚れと戦うことになります。

キッチンの壁・床の汚れには
キッチンの壁・床はシンクから跳ねた水しぶき、調理時の油はね、食べカスなどで大変汚れやすい環境です。特に定期的にお掃除をしたいところです。まず洗剤はアルカリ性のものを使用します。但し、拭く前には食べカスやホコリを掃除機でバキュームしてから拭くことが基本となります。何故なら、汚れを引き延ばしてしまうことになるからです。アルカリ性洗剤を約50倍以上に希釈し、スポンジに水をつけて磨きますその後、洗剤で磨くという手順です。
水拭きで洗剤をキッチリと拭き取り、乾拭きで仕上げるのです。
作業は下から上へと塗り続けることがムラ無く仕上げるポイントです。

換気扇の油汚れ攻略
キッチンで最も大変なのが「換気扇」。換気扇の汚れはほとんどが油汚れ。毎日使っているうちに油汚れが何重にも重なっているため、半端な拭き掃除程度では落とすことができません。形状も複雑で掃除自体が難しい。きっちりと掃除するには、分解をしてファン、換気扇内部、フードカバーなど掃除をする必要があります。でも、だいたいのご家庭では外注ハウスクリーニング業者を利用している方が多いです。確かにきっちりと掃除することは難しいですが、時間をかけて根気よく掃除すればキレイにすることも可能です。少なくとも年に一度は念入りな換気扇の大掃除をおこないたいものです。

掃除のポイントは、取り外せる部分はすべて取り外します。換気扇の汚れは油でゴテゴテなので、それを取り除くためには約5倍程度薄めたアルカリ性の洗剤に浸け置きします。もちろん、水よりはお湯(60度程度)がより効果的です。タイプは4枚羽根のものかドラム式ファン(シロッコファン)の2種類あります。
どちらも基本は浸け置きしブラシでこすって汚れを除去していきます。ファンを回すモーターが付いていますが、水洗いは禁物ですのでラップをして洗剤を塗りつけて1時間程度放置してからこすります。ドラムタイプは大変お掃除が困難な形状をしていますので道具の工夫が必要となってきます。一度で汚れを落とすということは考えずに何度も繰り返していく長期戦も覚悟しておきましょう。


冷蔵庫や電子レンジ清掃法
キッチンにはほとんどのご家庭に「冷蔵庫」と「電子レンジ」が置かれています。これも毎日使う電化製品だけに汚れていきます。でも、食品を入れるものですので常に清潔さを保っておきたいものです。まず、表面の手垢、ドア、取っ手部分はべたつきがある汚れで、これを落とすには50倍程度希釈したアルカリ性洗剤を使用します。洗剤をつけて、水拭きから拭きで掃除は完了です。
では内部のお掃除ですが、エタノール系の洗剤で拭き掃除をしてください。水拭きもから拭きも忘れないようにしましょう。
野菜室の仕切りは取り外して、50倍希釈のアルカリ性洗剤で洗うとキレイになります。電子レンジの内部のテーブル部分は取り外しができるので、外して丸洗いが効果的です。薄めてアルカリ性か中性洗剤できっちりと汚れを落としてください。

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